保護者とジュニアスポーツ②子供の身体変化【保土ヶ谷のパーソナル整体サロン】

子供の身体変化とスポーツ


成長期の特徴とトレーニング


☆子供は大人のミニチュアではない!

指導者や保護者の皆さんにまず知って頂きたい事は「子供と大人の身体は違う!!」という事です。今は雑誌やテレビ・インターネット等で様々なトレーニング方法が入手出来ますが「うちの子には何が良いのだろう?」「今このトレーニングやって良いのかな?」と悩む事はありませんか?そのような方には、まずは「子供の身体の特徴」を理解して頂くと色々な悩みが解決されると思います。ここでいう子供とは小学生~中学1・2年生位の子供をさし、大人とは身長の伸びが止まる中学3年生位以上のこととします。

子供は大人に比べて、骨・筋・神経の発達が未熟です。車に例えると大人は大きなエンジンにしっかりしたタイヤやボディを持ったF1カー、子供は小さなエンジンに強度の弱いタイヤやボディを持った軽自動車・・・

 さあこれでカーブを回りましょうとなった時に、F1カーのような加速・減速・ハンドル操作をしたらどうでしょうか?すぐに横転するかタイヤがパンクするか・・・想像に難くないと思います。

車だと想像しにくい方は、三輪車と電動自転車でも良いです!三輪車で買い物に行きたいですか?行けなくもないけど・・・「えぇ!?」ってなりますよね。

でも実際はどうでしょう?プロが行っていることが子供達にとっても「全て良い」と思って指導していませんか?また連日の試合や長時間の練習など、無計画なオーバーワークをさせていませんか?

 「子供の為に!!」と思って頑張っている皆さんの想いが良い方向に伝わるように、是非子供の成長過程からみたトレーニング方法を学んで頂ければと思います。

 

☆骨の成長は15歳前後が伸び盛り

子供の骨は「まだ骨になりきっていない軟骨部分」が多く、とても弱い状態です。弱いという事は、過度な刺激を繰り返すと「壊れ・変形し・その状態で成長する。またはその状態で成長が止まる。」という事。大人になってからの身体の不調は子供の頃の身体の使い方による後遺症である可能性がとても高いです。

適切な刺激・栄養・休息を与える事で骨の成長が促されて強く・長くなっていき、中学3年生くらいで骨になりきって成長が止まります。成長速度のピークが女性は12歳、男性は14歳、成長期が終わるのが女性は14~15歳、男性が16~17歳頃と言われています。

しかしこの成長時期も人によって異なり早熟型で2年早く成長、晩熟型で2年遅く成長するケースもある為、同じ年齢で4年もの差(骨の成長からすると大人と子供位の差がある)があるのが子供のスポーツ現場の実態です。

この事実を知って「何々君はもっとパワーがあるぞ!!」「もっと思い切り蹴れ!投げろ!」と言えますか?

 

☆筋肉の成長は20歳前後が伸び盛り

「子供は筋力トレーニングをしない方が良い」と聞いた事はありませんか?その理由はここにあります。筋の長さと柔軟性が骨の長さに追い付かず、筋肉と骨の付着部で炎症が起きる事があります。実際、オスグッドやアキレス腱炎などは筋・骨の長さのアンバランスが大きく関わっているように感じます。

もちろん「筋トレは全く必要がない」と言うわけでは無く、ストレッチなどのケアを併用して多少行って行く必要はあると思いますが、「最大に強くなるのは20歳前後」と言う事を頭に入れて、ジュニア期は過度な「パワー系」のトレーニングや「パワー重視のプレー」は控えた方が選手の将来に繋がるのではないかと言う事ですね。

 

☆成長期に適したトレーニング方法がある!

大人と子供の身体の作りが違う事はなんとなくご理解頂けたでしょうか?

「で?何したら良いの?」という事ですが、端的に言うと「神経系のトレーニング」が必須です。なんと神経伝達速度は4歳位には大人とほぼ同じスピードになると言います。勿論、それを身体で表現するには理解や筋・骨格系の状態が関わってきます。この辺りについて次回から説明して行きます。