保護者とジュニアスポーツ➃ゴールデンエイジ理論を疑え!!【横浜のパーソナル整体サロン】

ゴールデンエイジって本当?


私、今からスポーツやってもダメなの?


☆神経系の発達時期は決まっているが・・・

簡単に言うと「3歳~14歳までに神経発達が促される(量)」事と「それを上手く使える事(質)」はイコールではありません。多くの人は自分が持っている能力を数パーセントしか発揮しきれていないと言われているので、ゴールデンエイジを過ぎても適切なトレーニングを積めば「質」は高められます。しかし、必要なものは進化し不必要なものは退化すると言う自然の摂理を考慮すると、やはりゴールデンエイジの時期に適切な刺激を与えて「量」を増やしておくことはマイナスにはならないでしょう。

 

☆「即時の習得」に必要な条件

ゴールデンエイジ(9歳~11歳)では、見たものをすぐに身体で表現できるようになる「即座の習得」が特徴と言われていますが、これには「すでに豊富な運動経験を持ち、見た運動に共感する能力が良く発達している事」という前提条件があります。要するに投げる・蹴る・走る・跳ぶ・掴むなど基礎的運動を十分に体験して、そこから身体操作のコツを習得した子でないと「即座の習得」は難しいと言う事です。

プレゴールデンエイジ(3歳~8歳)が重要と言われるのはこれが理由ですが、これも「質」の問題なので間に合わなかったらゴールデンエイジ(9~11歳)の時期に基礎運動をやれば良いし、大人になってからやっても良いわけです。ただし、大人は十分なトレーニング量を確保するのが難しい事が問題ですね。

 

☆脳の可塑性

脳の病気になると手が自分の意志で動かなくなることがあります。リハビリの現場ではその動かない手を少しずつ少しずつ動かせるように練習して行くのですが、その対象は多くが60歳以上の方達です。ゴールデンエイジとは程遠いですが、一生懸命使おうと練習するうちに、脳は使えなくなった神経を通り越して新たな道を作る(脳の可塑性)と言われています。必要なものは進化し不必要なものは退化する、人も身体はまだわからないことだらけです。

 

☆結局は「やるか・やらないか」

神経・筋・骨の成長段階応じて適切な刺激を与える事で「量」が増え、適切に動かすことで「質」が高まる事を考えると、成長期に様々な運動を経験した方が良いのは間違いなさそうです。また大人よりも子供の方がスポーツに集中できる環境にあることが多い為「量も質も高めやすい」と言えます。「身体を動かして遊ぶ場所が無い・・・」「身体を動かして遊ぶ時間が無い・・・」など理由はどうあれ「やるか・やらないか」なので、出来る時に色々体験させてあげる事が子供にとっては良さそうです。無理にスポーツをやらなくても、家の中でお相撲ごっこだったり、ボール遊びだったり、近くの公園を散歩などでも良いですね。