横浜のパーソナル整体サロンで行う側弯症コンディショニングとは

側弯症に対するストレッチと運動療法


側弯症の治療有効なのコルセットと手術のみと言うけれど・・・


☆側弯症の治療は経過観察⇒コルセット⇒手術

現在の側弯症の治療は「学校検診で発見」⇒「整形外科で経過観察」⇒「進行すればコルセット」⇒「更に進行すれば手術」と言う流れです。運動療法はエビデンスが無いと言う事で、多くの病院では選択肢にすら上がってきません。しかし、後に説明する「構築性側弯症と機能性側弯症(超重要)」の事を考えると「運動も必要では?」と思えてなりません。

 

☆経過観察中に出来る事は無いか?

私の勤務していた病院では「手術を避けたい!」「経過観察中に出来る事は無いのか?」と言う患者さんが全国各地からいらしており、私としても「何とか出来る事は無いか?」と模索していました。そんな中行きついたのが「シュロス法」と言う側弯症に対する運動療法です。ドイツでは100年ほど前からある治療法で保険適応にもなっています。しかし、3週間以上の合宿形式で行うハードな治療法でもある為、なかなか日本の医療現場には浸透せずにいます。「それでも何とか方法は無いか?」と試行錯誤した結果、現在では独自の方法で側弯症に向き合うコンディショニングを提供するようになりました。

 

☆運動療法で治るとは言い難い・・・

冒頭の写真をみて「えっ治るの!?」と思う方もいるでしょう。しかし、これは治っているのではありません。本人がコントロールしているのです。治っているとは言えないけれど、ここまで出来るのであれば「運動療法は全く意味が無い」とも言い切れないのでは無いでしょうか?現在は手術とコルセットのみ効果があると言われています。コルセットは外側から物理的に背骨の形を整えて矯正する方法ですが、それが効果的であるならば自分の筋肉と感覚を鍛えて背骨の形を整える「運動療法」も可能性はあると思いませんか?

 

☆2つのタイプ

背骨の曲がり具合には大きく分けて「胸がメインのカーブ」と「腰がメインのカーブ」の2つのタイプがあります。そこに首や骨盤の状態が入って来たりします。自分はどのタイプなのかを本人が把握して運動を行う事で、より効果的な身体の使い方が出来るようになります。

 

☆コルセットとの併用が大切

程度にもよりますが、通常はコルセットと運動を併用するのが一番良い方法だと思います。自分の身体を理解して、いかにメンテナンスしていけるかが一番大切です。良く考えてみると、側弯症の有無に関わらず運動が必要と言われている中で、側弯症の方が運動を行わなくて良い理由はどこにも無いのです。「姿勢が気になる人はここを意識すると良いですよ。」「膝が気になる人はここを意識すると良いですよ。」と言うのと同じで、運動を行う事は「大前提」として「側弯症の人はここを意識すると良いですよ。」という特徴的なポイントがあるだけなのです。

 

☆キーポイントは親御様

思春期特発性側弯症は、その名の通り小学生~高校生の時期に発症します。本人は特に違和感が無いことが多く「いつのまにか進行が進んでいた」ということも少なくありません。進行については本人のせいでも、親御様のせいでもありません。本人を責めても、親御様を責めても全く何も解決しません。しかし、未成年であるお子様の状態変化やそれに対する方針決定権は実質親御様が握っています。これまで色々なご家族とお会いしてきましたが・・・親子二人三脚+私で最善の方法を探して行きましょう!!

 

☆お気軽に御相談下さい

本人・ご家族共に色々とお悩みの事と思います。TTCはご自宅で行える為完全パーソナルスペースなので、どうぞお気軽に御相談下さい。しかし「運動で絶対に治りますか?」と言うご質問に関してはお答えできません。もちろん「治って欲しい!!」「その為に全力を尽くす!!」と言う想いで対応させて頂きますが「現状を把握して、上手に付き合っていく方法を身に付ける。」と言うのが運動療法の本質かと思います。どうぞご理解の上ご連絡ください。

 


ん?結局治らないのに何で運動するの?


☆運動不足改善

側弯症の方にはそもそも「運動不足」の方が多くいます。自分の身体を支える筋肉が無ければ倒れる一方ですよ!!もちろん普段から運動をしている方もいます。そういう方は「正しい姿勢」を身につけることで身体の使い方の偏りを軽減し、進行予防&パフォーマンスアップに繋げましょう。人類最速の男、陸上短距離の「ウサイン・ボルト選手」も側弯症であるという話はご存知ですか?

 

☆セルフコントロール意識の促し

「自分の身体の状態を知る、改善方法がわかる」という事は生きてゆく上で非常に有用なことです。しかし「学校では教えてくれない」為、皆ケガをしたりパフォーマンスが落ちた時に「なんでだろう?なんでだろう?」と不必要に悩むことになります。自分の身体を少しでもコントロール出来ると、パフォーマンスや感情もコントロール出来るようになってきます。

 

☆構築性側弯症と機能性側弯症【超重要】

実は・・・運動で治る側弯症があります。主な原因無く背骨が回旋を伴って曲がり、それが構造的に固まってしまう「構築性側弯症」。これがいわゆる手術でしか治らない側弯症です。逆に曲がる原因があって、その原因が解消すれば改善するのが「機能性側弯症」。「なんのこっちゃ?」ですよね。とにかく特発性側弯症の場合は「背骨が横に曲がり易い状態だから、何も考えずにいると重力に押されて更に曲がってゆく」ということです。ですので逆を言えば「重力に抗せる力と感覚があればそれ以上曲がらない」と言えます。どこまでが構築性か機能性かわからない状態なのに「何もしないで諦めるのはまだ早い!!」という話です。

 


側弯症コンディショニングの主な流れ


☆自分の状態を確認する

まずは現状を把握して頂くために、レントゲン(お持ちの方)・前後横4方向の立位写真・鏡などを用いて自分で確認して行きます。本人にわかってもらう事が最重要ですが、年齢的な事もあり中々自分の身体を客観的に見ることが難しい為、親御様のご協力が大切になります。

 

☆胸郭の柔軟性向上

現状を把握した上で「出ている所を凹ませて・凹んでいる所を開く」為の柔軟性を出します。本人が自分で行うストレッチ方法と第三者が外から緩める方法の両方を行ってゆきます。理解力の高い方は、呼吸を用いて身体の中からストレッチするとより効果的です。

 

☆体幹の安定性向上

柔軟性が出て身体が真っ直ぐに近づいたら、そこをキープする筋力と感覚を養います。寝た姿勢⇒座った姿勢⇒立った姿勢など体勢で重力の掛かり方が違うので姿勢ごとに練習をします。自分の状態を把握していれば、注意する点はどの体勢でもほぼ同じです。自分の状態が把握出来ていないと偏った身体の使い方になり、歪みを助長する可能性があるので注意しましょう。

 

☆実際のコンディショニング頻度は?

運動&ケアは毎日です。「ひぇ~」と思われる方もいると思いますが、「良い状態を習慣化」するか「悪い状態を習慣化」するかどちらが良いと思いますか?答えは明白ですね。ただ、中々正直難しい所もあります。そういう時にはやはり、コルセットや私のような「強制的に整えてくれるもの・人・環境」が重要になってきます。実際に私が伺う頻度は「本人&ご家族でどれだけ正確に継続できるか」によるので、1・2週間に1回くらいから始め、1か月に1回、3か月に1回など間隔をあけてゆく事が多いです。ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。