NHKあさイチ「足枕とむくみ」について

足枕って必要?

今回NHKの情報番組「あさイチ」の寝具特集にて足枕についてコメントさせて頂きました。放送内容はごく一部でしたので、このブログでもう少し詳細に解説します!!結論から言うと「楽になるなら使用してみても良い。」「掛け布団を半分に畳んだ上にバサッと足を乗っけるくらいが丁度良い。」でも一番は・・・「ゴキブリ体操(足ぶら体操)したら良いんでない?」と言うのが私の見解です。


なぜ使う?


☆足の疲労やむくみを解消したい場合

ご存知の通り足は身体の一番下にあり且つ心臓から一番離れた場所の為、血流が滞り易くなっています。血流が滞ると水分や老廃物が流れていかない為「浮腫み」となって足の疲労感やツッパリ感を感じさせます。この時の改善策が「➀足の筋肉のポンプ作用を使う②足を高く上げて重力で血流を戻す」という事になり、ここで足枕の出番となります。

足先が高くなるようにするのがポイントの為、足首を乗せる形の円柱状のクッションが良く売られていますね。

☆腰の痛みを軽減したい場合

仰向けに寝ると腰が痛い人の場合は、両膝を曲げて腰の反りを軽減することで腰痛が楽になることがあります。この場合は、曲げた膝の下に足枕を入れるのがポイントになります。


いつ使う?


☆就寝中は適さない

テレビでも放送されたように基本的には「寝返り」を優先させる為、就寝中の足枕はオススメしません。寝返りが出来ない事でより筋緊張が高まる、血流循環が滞る可能性がある為です。正し、素材や高さ調整を細かく行う事で楽になる場合もあるので自分に合った方法を探してみるのも良いかと思います。

☆お昼休憩や就寝前に使用する

ではいつ使うか?と言えば小休止の時に使用するのが良いでしょう。昼休憩や夕方、就寝前に15分程度上げておくだけでも楽になります。因みに、高さ15cmで15~20分、30cmで10分、45cmで5分が血流速度増加の目安と言う報告があります。


注意点は?


☆寝返りを優先する

寝返りが出来なくて寝苦しくなったり、腰痛が強くなっては本末転倒です。寝返りを優先させるために「蹴り飛ばせるくらいのもの」または「掛け布団を二つ折にしたくらいのふわふわで低いもの」にするのが良いでしょう。

☆神経・血管の圧迫に気を付ける

硬い素材は圧が集中する為、神経・血管を圧迫して痺れを引き起こします。特に膝下枕の場合は膝窩動静脈や腓骨神経に注意が必要です。解決策としては「➀柔らかい素材のものを使用する②毛布などを使用して接触面積を増やす➂長時間使用しない」などが考えられます。

☆膝の痛い人は要注意

足首だけを支えるタイプの足枕は膝を伸ばす方向に力が加わる為、膝が痛くなる場合があります。この場合も「➀毛布などを使用してモモ又は膝下からゆっくり足先が高くなるように接触面積を増やす②長時間使用しない」などの解決策が考えられます。今はそういったタイプの足枕も売られていますね。

☆足の上げすぎに気を付ける

足を高く上げれば早く血流が流れて良いか?と言うとそうでも無いようで、45cm挙上していた人で足にしびれが出たとの報告があります。これは静脈の帰りは良くなったが動脈が行きにくくなった為と考えられています。運動後や帰宅後に、短時間床に寝そべって壁に足を掛けるのはとても良い方法と思いますが、ソファーなどに乗せて足を高く上げたまま寝てしまわないように注意が必要です。

 

と言う事で、やってみたい方は自分に合った高さで少しずつ試してみて下さい!!